【高校野球】神戸国際大付、5年ぶりセンバツ確実 宮田卓亜がノーヒットノーラン/近畿大会

神戸国際対橿原学院 神戸国際先発の宮田卓亜(撮影・石井愛子)

<秋季高校野球近畿大会:神戸国際大付3-0橿原学院>◇26日◇第4日◇準々決勝3試合◇さとやくスタジアム

神戸国際大付(兵庫1位)が背番号11の左腕、宮田卓亜(とあ)投手(2年)がノーヒットノーランの快投で橿原学院(奈良3位)を下し、5年ぶりのセンバツ出場を確実にした。同じく4強入りした大阪桐蔭(大阪1位)が2年ぶり、滋賀学園(滋賀3位)は2年連続の春切符が濃厚になった。25日に智弁学園(奈良1位)が東洋大姫路(兵庫3位)を4点リードし、5回終了後に降雨継続試合となった一戦は27日に行われ、ベスト4が出そろう。

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雨水が浮いて照明が反射するグラウンドで、神戸国際大付の宮田が力強くほえた。9回110球、2四球11奪三振で橿原学院を圧倒し、無安打無得点を達成。背番号11の左腕が圧巻ピッチで5年ぶりのセンバツ出場を確実にした。

「立ち上がりから順調にいけたので最高だと思います。緊張はなく、楽しめました。勝てたことが大きい。ほっとしました」

初戦で京都王者・龍谷大平安を倒した相手を序盤から圧倒。「気付いてはいた」と完全試合も頭をよぎったが、雨脚が強まった8回先頭に四球を与え、初めて走者を許した。9回も四球を与えたが、最後まで安打は許さず。悪天候で「投げにくかった」と苦笑いしたが、「とにかくストライクを入れることを考えました。できる限り力は抜いてやっていたので大丈夫でした」と自分の投球に徹した。

1年春からベンチ入りを果たすも度重なる故障に泣かされ、最速は137キロ。それでも青木尚龍監督(61)は「球の強さがある」と評する。この日もキレのある直球と鋭い変化球で的を絞らせなかった。今夏は故障した投手に代わって背番号1をつけたが今大会は11番。「センバツは背番号1を取り返したい」と鼻息荒く甲子園に乗り込む。【林亮佑】

◆宮田卓亜(みやた・とあ)2008年(平20)10月24日生まれ、高知県高知市出身。兄の影響で小学校入学前から野球に親しむ。春野西小1から春野レッツで野球を始める。春野中では軟式野球部に所属し、2年時に県大会優勝。神戸国際大付では1年春から背番号20でベンチ入り。今夏は背番号1を背負った。171センチ、77キロ。左投げ左打ち。

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