<センバツ高校野球:九州国際大付4-3神戸国際大付>◇22日◇1回戦◇甲子園
九州国際大付(福岡)が神戸国際大付(兵庫)を逆転サヨナラで破り、春4年ぶりの白星を挙げた。両校は昨秋、明治神宮大会決勝で対戦し九州国際大付が11-1の大勝。神宮に続き甲子園でも白星を飾った。
23年8月の監督就任後、甲子園初勝利を挙げた楠城(くすき)祐介監督(42)は試合後、「甲子園で1勝することが、こんなにも大変なのかと戦っていました」と汗を拭った。
2-2で延長タイブレークに突入し、11回表に1点を勝ち越されたがその裏、2死一、三塁から3番吉田秀成内野手(2年)が左越えへ逆転サヨナラの2点適時二塁打をマークした。指揮官は、「昨年から粘り強く戦うことだけはしっかりできていた。このようになって、本当にホッとしています」。続けて「やはり甲子園で1勝するこの重みを全身に受けながら、戦っておりました」と喜びに浸った。
20日には、世界を股にかけるあのレジェンドから激励のプレゼントが届いた。昨秋、同校へ指導に訪れたイチロー氏(52=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)から差し入れでカツサンドが同氏の現役時の背番号と同じ51個、到着。かねて、同氏から「(指導した高校が)甲子園に出た際は、必ず贈り物をしている」と聞いていた楠城監督は、「『それを送った高校は負けていない』と言われていた。いろんなものから、守ってもらった」と感謝の意を示した。
次戦の2回戦では、初戦で4安打完封の快投を果たした門倉昂大(こうた)を擁する専大松戸(千葉)と対戦する。