今秋ドラフト上位候補に目される山梨学院の「二刀流」菰田陽生投手(3年)が第98回選抜高等学校野球大会1回戦(甲子園)で左手首付近を骨折したことを受け、山梨学院の学校関係者が24日、兵庫・西宮市内での練習後に吉田洸二監督(56)が取材対応した。主な一問一答は以下の通り。
-左手首付近の骨折について、具体的な診断名や全治期間は
詳しい診断名は詳しい診断名は左橈骨遠位端(とうこつえんいたん)骨折です。全治には何も、医師から今後の治療方針もいろいろあるということで聞いていません。
-次の大垣日大戦の試合出場やドクターストップについてはどうか
ドクターストップは何も言われていません。骨折ですので常識的に試合出場は難しいと思います。
-ベンチ入りは
ベンチは入ると思います。
-診断結果を聞いた本人の様子はどうだったか
昨日は様子はもう随分落ち着いていて、キャプテンなのでベンチでしっかり声出すとか、主将としてやれることを全力でやりたいと言っていました。
-体は動かせる
別に日常生活は問題なくて、さっき言ったとこの骨折なんで。靱帯(じんたい)とかも全く痛めてなくて、もう本当に骨折。
ー夏への影響はどうか
できるだけそうならないようにしたい。例えばあまり慌てて復帰させると、逆にもう1回やってしまう。ただ、骨折なのでくっつけばいい話のけがなので、しっかりリハビリをちゃんと経て復帰させたいと思っています。中途半端に復帰を急ぐんじゃなくて、しっかりリハビリさせたい。
-手術の可能性はあるか
全治をドクターが言われなかったので、今後様子を見て、今後様子を見てそっちをするという選択肢があるのかもしれないし、自然治癒と手術ではまた回復の時間も違うと思うので今後の様子を見て決めるじゃないか。どっちが彼にとってベストなのか決めることになるかと思います。
ー次の試合だけではなく、この春の大会は勝ち進んでも出場は難しいか
どうでしょうね。僕は医者じゃないんでわかんないですけど、多分無理なんじゃないかな。普通に考えて折れているので無理だと思います。試合で片手でやれることはないので、ピッチャーに万が一入って、ピッチャーライナーが来て当たって半年以上、1年かかるケガにつながったら大変ですし、本人が出たいと言っても止めるでしょうね、普通。
ー選手たちに菰田君の骨折を伝えた時の表情はどうだったか
あの時の試合で菰田の痛がりを見て心の準備ができていましたので、私もあの日はね、正直言うと、ちょっとね、結構自分の気持ちも、試合当日、甲子園で1勝を挙げたとは思えないぐらい、自分も気持ちは沈んでたんですけど。もう翌朝全然すっかり逆に選手にとってものすごい、こんなに成長できる菰田がいないところで、自分たちで甲子園という舞台で試合をしないといけないっていうことはすごい成長につながるんで、他の部員にとっては、菰田にとってはちょっと気の毒な結果だったけど、他の部員にとっては気持ちも一つになってやるぞというところで、これはこれでこうならないとできない経験と気持ちかなというふうに感じてます。
-今後再発防止のためにDHで使っていくことは考えているか
試合が終わった瞬間、甲子園出るまではあんまりそういうことまで考える余裕が正直なくて、皆さんにも「いや、もうそれは別で」って言ってたんですけど、やはり一晩たって冷静に考えると、やはりファーストというポジションが、どのポジションもですけど、そこのリスクはあるので、夏はちょっとそこもこの経験を生かして、夏はそこも考えていきたい。ただ菰田選手はチームのことを考えればそうかもしれないけど、彼の将来を考えれば守らせることも彼にとってプラスになるので、チームのスタッフとともによく相談してやっていきたいと思います。