【センバツ】山梨学院・菰田陽生「まだ夏がある。夏に絶対戻ってくる」準々決勝敗退も涙なし

山梨学院対専大松戸 守備を終えたナインを出迎える山梨学院の菰田(撮影・上山淳一)

<センバツ高校野球:専大松戸2-1山梨学院>◇27日◇準々決勝◇甲子園

専大松戸(千葉)は山梨学院に1点差ゲームを制してベスト4進出を決めた。

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今秋のドラフト上位候補、山梨学院・菰田陽生(はるき)投手(3年)の3度目の甲子園が幕を閉じた。

専大松戸(千葉)に1ー2で競り負け準々決勝敗退。左手首を骨折している投打二刀流の大黒柱は、ベンチから敗戦を見届けた。「ベスト8で負けてしまったことは悔しい気持ちが一番」。涙はなかった。「まだ夏がある。夏に絶対戻ってくるという気持ち。悔しい思いを次の試合や練習からぶつけたい」と甲子園帰還を誓った。

22日の1回戦の長崎日大戦では初回に先制ソロを放つも、5回の一塁守備で悪送球を捕球しようとした際に打者走者と交錯して途中交代。「左橈骨(とうこつ)遠位端骨折」と診断され、2回戦の大垣日大(岐阜)戦とこの日は出場できなかった。伝令を務めるなどサポートに徹し「試合に出るのも大変だと思うんですけど、ベンチがどれだけ出てる選手をカバーできるかが一番大事」と実感した。「次の夏に向けて全員が本当に一丸となればこの舞台に戻ってくると思うので、絶対この試合を無駄にせず夏にやってきたい」。甲子園の土は持ち帰らない。4度目の甲子園に向かう挑戦が始まった。【平山連】

山梨学院・吉田監督「良かった面と夏につなげていかないといけない面が両方感じられた大会だった。(菰田は)中途半端にリハビリをして、彼の未来に影響が出るようなことは指導者としてやっちゃいけない。慌てず夏にトライできるような状況を、どうにかして作れたらと思っています」

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