<センバツ高校野球:中京大中京-智弁学園>◇29日◇準決勝◇甲子園
春最多タイ5度目の頂点を狙う中京大中京(愛知)と、10年ぶりの優勝を目指す智弁学園(奈良)が決勝進出をかけて第1試合(11時開始)で激突する。
中京大中京は1966年(昭41)以来60年ぶりの優勝を目指す。ここまで追いつかれても突き放して逃げ切る突破力で勝ち上がっている。帝京(東京)との2回戦はホームランなどでリードを広げるも追いつかれたが、タイブレークの延長10回に5点を挙げ、しぶとく勝ち切った。準々決勝の八戸学院光星(青森)戦でも先制後の初回にすぐ追いつかれたが、5回に犠飛で勝ち越した。リリーフの太田匠哉(たくや)投手は3試合で8回2/3を投げて無失点と安定感を誇り、相手への流れを断ち切っている。
対する智弁学園は、上位から中軸までずらりと左打者が並ぶ。準々決勝の花咲徳栄(埼玉)戦では2回までに0-8とされたが、センバツ史上初の8点差をひっくり返して12-8で勝利。OBで阪神村上頌樹投手(27)が優勝投手となった2016年(平28)以来の頂点に近づいた。
中京大中京は16年に明豊(大分)に4-5で敗れて以来の4強進出。当時は現在日本ハムの畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)投手が大黒柱だった。優勝経験のある両校が火花を散らす。【中島麗】