<高校野球春季東京大会:関東第一5-1早実>◇5日◇2回戦◇オーエンススタジアム江戸川
早実が、昨夏甲子園8強入りの関東第一に敗れ、今夏全国選手権西東京大会のシード権を取ることはできなかった。
1回2死一、三塁から4番、片桐悠外野手(3年)に中前適時打で1点先制したが、2回以降は好機をつくるも、関東第一の先発、石井翔投手(3年)の前にあと1本が出ず、涙をのんだ。和泉実監督(64)は「いい感じで入れたのに、追加点が取れなかった。しょうがない」と振り返った。
敗戦にも昨秋からの成長を見せた。3回途中から2番手としてマウンドに上がったエース、小俣颯汰投手(3年)は5回1/3を投げ5安打3失点。和泉監督は「今まで自分のフォームや自分の球と戦っていた。相手と対決できるようになってきたのは成長。石井もキャッチングがよくなった。配球も強気に攻めていた」と、バッテリーの成長を評価した。
シード権を逃し、厳しい夏が待っている。「最初からですから、(優勝するには)下手すると8試合戦うことになる。エースの小俣をあまり使わないで勝てるゲームも必要。そのためには打てないと。そこも含めてチーム作りをしていきたい」と、課題は明確だった。それでも好材料はある。「前向きに考えると、早く負けたことは時間はもらったということ。きちんと時間を費やしていきたい」と、夏の大会までの約3カ月。選手たちの成長を期待した。