センバツ8強花咲徳栄、春初戦を好発進 プロ注目最速148キロ右腕・黒川凌大、春は守護神狙う

松山ー花咲徳栄 4点リードで迎えた9回、3番手としてマウンドに上がり、1回を1安打無失点に抑えた、花咲徳栄のエース、黒川凌大(撮影・保坂淑子)

<高校野球春季埼玉大会:花咲徳栄5-1松山>◇25日◇2回戦◇大宮公園野球場

今春センバツ8強入りの花咲徳栄が、春の初戦に挑み、松山に勝利した。プロも注目する黒川凌大投手(3年)は4点リードで迎えた9回にマウンドに上がり1回を投げ1安打無失点に抑えた。「今日は調子は悪くなかったんですが、抜けた球が多くなっちゃったと思います」と、2つの暴投で2死三塁のピンチを招いたシーンを悔やんだ。

センバツ後は、制球力を課題に練習しながらも、練習試合では自己最速を1キロ更新する148キロを記録するなど、順調に調整してきたが初戦の緊張からか、硬さが目立ち制球を乱してしまった。今大会は2年生投手ら、チームとして投手力を上げることをチームの課題とし、黒川はリリーフに回る。「後ろで投げるからこそ、制球力は心がけて投げなければ」と、反省しきりだった。

岩井隆監督は「初戦ですから。点はやらないでしょう」と、大きな信頼を寄せる。

夏に向け、力を付ける春にする。「ピンチで登板することもあると思うので、そういうところを意識しながらやっていきたい」と、黒川。春はチームの守護神を目指す。