山梨学院・渡部瑛太力投も横浜に敗れ決勝逃す 菰田陽生の回復順調、吉田監督が復帰プラン明かす

高校野球春季関東大会 準決勝 山梨学院対横浜 4回裏3者凡退に抑えガッツポーズをする山梨学院・渡部瑛太(撮影・栗林真菜)=2026年5月23日

<高校野球春季関東大会:横浜4-2山梨学院>◇23日◇準決勝◇ZOZOマリン

準々決勝で6点差逆転した山梨学院(山梨1位)が、横浜(神奈川1位)に2-4で敗れ、12年ぶり決勝を逃した。今春のセンバツで左手首を骨折した菰田陽生投手(3年)と、コンディション不良の檜垣瑠輝斗投手(3年)のダブルエースを欠く布陣。代わって背番号「1」を背負った140キロ左腕、渡部瑛太投手(2年)が、敗れはしたが4失点完投。吉田洸二監督(57)は「よく頑張りました。立ち上がりが悪い左腕が多い中、渡部は安定感がありスターターとして機能する」とたたえた。

もちろん、夏は3年生エースの復活が不可欠だ。スタンドから声援を送った菰田の回復は順調で、2日前のブルペンではセンバツをしのぐ球を投げ込んでいたという。吉田監督は「投手としては6月中旬に実戦登板復帰、打者としては7月の夏のの予選でぶっつけ本番になりそう」と菰田の復帰プランを明かした。

渡部の成長により、夏は復帰するダブルエースを含めた「投手4枚看板」が完成する。吉田監督は「贅沢させてください」と充実の笑顔を見せた。逆境をバネに「完全体」となって夏の甲子園切符を奪いにいく。