<高校野球春季近畿大会:天理9-京都外大西2>◇24日◇1回戦2試合◇わかさスタジアム京都
天理(奈良1位)が京都外大西(京都3位)を8回コールドで下した。36年ぶりの出場となった京都外大西は強豪相手に勝利とはならなかった。
先発した長尾亮大投手(3年)が8回5安打3奪三振2失点で完投。「序盤の方はしっかり集中して投げられた。中盤に先頭バッターの入りで甘く入って長打を打たれてしまったので、そこは次につなげて反省していかないといけない」。6回、先頭に四球を出してから連打で無死満塁とこの試合最大のピンチを招くも、続く打者が併殺の間の1失点のみで最少失点に抑えた。
自己最速も146キロに更新。「この練習試合から、真っすぐの力強さっていう部分では自分でも少しは強くなったのかなって感じていて、今日更新できたのはうれしい」と冬の取り組みの成果に喜んだ。
今春のセンバツでは同じ奈良の智弁学園が準V。「まだまだ自分の力のなさを感じた。この夏倒すために冬やってきましたし、これからもやっていくつもりなので。夏、智弁学園さんに向けてしっかり調整していきたいと思います」と意気込んだ。
打線は、先制するも6回、7回と失点し2点差で迎えた8回。2四死球と三塁打2本を含む6安打で得点を重ね、この回5得点目を取ったところでコールド勝ちとなった。藤原忠理監督(60)は「エースの長尾が試合を前半ちゃんと作ってくれたので、全体的に落ち着いて試合運びができた。打線は水物。ただ、相手ピッチャーさんですね、やっぱり丁寧にきちんと放ってたので『1点ずつでいいから』ということは指示を出しました」と振り返った。