【高校野球】7回制意見交換会「今誤ってしまうと本当にダメになってしまう」大阪桐蔭・西谷監督全文

7イニング制諸課題の第1回意見交換会に出席した西谷浩一氏

大阪桐蔭の西谷浩一監督(56)が30日、大阪市内で行われた高校野球の「7イニング制」についての意見交換会に参加した。日本ハム栗山英樹CBOや医師、大学教授ら計6人が集い、冒頭でおのおのが意見を述べた。

西谷監督の談話は以下の通り。

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最終報告書を何回も読ませていただきました。いただいてから毎日必ず1回は、1回どころか2回読み、考えました。そんな中、本を読んでいる時に「オープンマインド」という言葉と出会って、オープンマインド、心を開くということなのかなと思ってましたけども、調べたら『相手側の意見を受け入れて、自分の考えに固執せず、もっと柔軟に物事を見よう』ということ。「あ、今こそ私にそういうことを言われたのかな」と思って、7回制を進めておられる方の考え方に寄り添うという立場でずっと読みましたが、結論といたしましては、私の立場としては、断固反対したいと思っております。

その理由は言い出したらきりがありませんけども、する側、見る側、支える側という風に言うと、する側は私は、やり方によっては十分できると。現場の考え、毎日子どもたちとその時間を共有して、暑い中、寒い中、雨の中やってますけども、十分できると思っています。

見る側、支える側ともに、やはり厳しい部分があると思います。そこをなんとかみんなで知恵を絞って、7回制ありきではなく、9回できるために、みんなで話し合うのがいま野球界にとって一番大事じゃないかなと思ってます。数々の高校野球危機があったと思ってます。震災のときもありましたし、コロナのときも、本当に日本高野連の方に支えていただいて、今があると思います。今、ここを誤ってしまうと、本当に高校野球がダメになってしまうという危機を、毎日毎日持ってます。もう今は毎日毎日、夏の大会のこと考えてるんですけども、こういうことが毎日ストレスになってるくらい、とにかく野球を守りたい、高校野球を守りたい、子どもたちの考えを大事にしてあげたい、そのためには大人が何ができるか、たくさん考えていただいたところに異を唱えることは失礼かもしれませんが、私の中では、脳みそちぎれるくらいは考えられてないと思ってます。

もっとみんなで考えて、子どもたちが高校野球が9回できるということ。先ほど夏休み中、甲子園という部分にこだわろうということで考えておられるんだったら、9回やるということで、やはり野球は9回というスポーツだと思ってます。これがもし、メジャーリーグも、プロ野球も、社会人も、大学も、全部7回になるっていうんだったら、少しまた考え方を改めて、私は違うスポーツとして捉えないといけないと思いますけど、高校野球だけ7回でということになると、高校野球の価値が下がり、そしてこれだけのファンも失い、やってる子どもたちのやりがいもなくなる。それを次の中学生からっていう時間をかけてやるっていうのも、少し違うと思ってます。大変失礼ですけども、7イニングに対しては大反対。それをお伝えしたいと思います。