【高校野球】7回制意見交換会「現場の心理に対して配慮が必要」仙台育英・須江監督

仙台育英(宮城)の須江航監督が6日、大阪市内で行われた日本高野連主催の「7イニング制」導入に関する意見交換会に参加した。冒頭でまず須江監督は「仙台育英高校の監督として、あるいは甲子園で活躍する目標を持つチームの監督として臨むつもりはありません。甲子園だけが高校野球ではないですから。多くは地方大会の1回戦や2回戦で敗れていく球児の皆さん、そして熱心に指導されている方々の声を代弁する役割を期待されてのことだと思っております」と述べた。

各年代の指導者や練習試合などの対戦校の部員と対話を重ねたほか、自前でアンケートを取るなどしてきた。自身のSNSのアカウントには「今日も高校生から『頼みます』とメッセージが届いています」と明かし「そうした生の声を今日ここに届けたいと思っています」と強い決意を込めた。

現状の認識では検討委員会と現場の間でコミュニケーションが十分に取れていないことを指摘し「7回制への移行に関して、この問題が公になってから断固反対や賛成といった立場を取らず、皆さんの意見を聞いた上で自分で判断しようと考えてきました。

野球関係の皆様は事の重大さは理解しているんですが、この最終報告書や周知といった言葉に対して、少しアレルギーのようなものを感じている。ここから先はそうした現場の心理に対して配慮が必要ではないでしょうか」と投げかけた。

そして「議論の本質がどこに向かうべきなのか。次の100年を見据えたとき、現状の価値観や基礎のまま大会を継続していくことが大変難しいという点については、検討委員会の皆様と同じ意見です。未来に向けて変わっていくことは避けて通れません。問題は何を、どういうふうに変えていくかです。しかしながら現在の検討内容と現場の認識があまりにも大きくズレているため、私は一度立ち止まり、現場の人間も交えて追加検討をするべきだと思います」と持論を述べた。

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