第108回全国高校野球神奈川大会の抽選会が13日、横浜市内で行われた。
春関東Vで県内31連勝中の横浜の初戦は9日、綾瀬西と湘南工大付の勝者と2回戦で対戦する。最速154キロ右腕・織田翔希投手(3年)が注目されるが、春の県の決勝では織田は登板せず。他の投手の継投で勝ち抜いた。同大会では、入学したばかりの1年生、畠山颯志外野手、窪倉司竜内野手らがベンチ入り。選手層の厚さを見せつけた。決勝までの7試合を戦う準備は万全。2年連続Vを狙う。
注目すべきは、27年ぶりにノーシードから頂点を目指す東海大相模が同じブロックに入ったことだ。9日、2回戦で岸根と対戦。その後、横浜とともに順調に勝ち進むと、4回戦で激突。昨夏、決勝と同じカードが早くも実現することになる。東海大相模は、春季大会で3回戦、相洋にわずか2安打に封じ込まれ0-2で敗戦。その悔しさを糧に、打撃の強化から、野球を座学で学び実戦へ、と徹底的に“野球”をたたき込んだ。春、2試合しか公式戦を戦っていない戦力は未知数。好ゲームを期待したい。
23年、甲子園出場を果たした夏以来の第1シードの慶応は、9日、2回戦で元石川と県川崎の勝者と戦う。同じブロックには第2シードの立花学園が入った。慶応の今年のチームはスローガンは「最幸喜恩(さいこうきおん)」。『幸』は人を幸せにできる人になろう。『喜』は人を喜ばせる「他喜力(たきりょく)」。そして「恩返しを」という、意味を込めた。エンジョイベースボールで全国制覇を果たしてから3年。また新たな慶応が、甲子園を目指す。
最速151キロ・林晃成投手(3年)擁する桐光学園の初戦は11日、横浜サイエンスフロンティアと相模原中教校の勝者と2回戦で対戦。関東準Vの横浜創学館は高津・横浜旭陵の連合と平塚学園の勝者と10日、2回戦で対戦する。平塚学園はノーシードながら、昨年、準々決勝で横浜に8回まで1点リードの展開で追い詰めた底力を持ち、侮れない存在だ。
開会式は7月5日、16時から横浜スタジアムで行われ、翌6日から熱戦が始まる。