<春季高校野球東北大会:聖光学院10-9仙台育英>◇14日◇決勝◇青森・はるか夢球場
聖光学院(福島)が仙台育英(宮城)に10-9で逆転サヨナラ勝利を挙げ、4年ぶり5度目となる春の東北王者に輝いた。一時6点リードも終盤に逆転を許す苦しい展開。7-9と勝ち越しを許した9回裏2死満塁から、北島大也内野手(3年)が逆転サヨナラ打を放った。両軍合わせて34安打の乱打戦を制し、夏に弾みをつけた。【高橋香奈】
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仙台育英は6点差から1度は逆転に成功する執念を見せたが、最後に力尽きた。0-6の6回、先頭の小久保颯弥内野手(2年)のソロ弾と犠飛で2点を返して反撃開始。7回には打者一巡の猛攻で5点を挙げ、試合を振り出しに戻した。今大会試合前まで7打数無安打だった6番丹羽裕聖内野手(1年)が、7回に同点の中越え適時三塁打、9回には一時勝ち越しの中前適時打。6回にも犠飛と3安打3打点の活躍に「先輩たちが励ましてくれたおけげで、思い切って打てました」と感謝した。
今大会のテーマに「チームの成長」を掲げ中で、エース梶井湊斗投手(3年)を支えるために、背番号10の福井勇飛と同12の古川諒弥の2年生投手コンビの成長を促した。この日は2人でリレー。ロングリリーフとなった古川が最後につかまったが、須江航監督(43)は「近年の負けの中で最も価値のある負け。これで勝ってしまったら『なんとかなる』と思ってしまうが、なんとかならなかったで終わった。全ての選手が甲子園に行くのは甘くないと思える、いい教材になりました」と敗戦から収穫を得ていた。