古豪千葉商が名門復活を狙う。
春夏通算8度の甲子園出場歴を誇る名門公立。1977年(昭52)にエースとして現時点で同校最後の甲子園に導き、卒業後はヤクルトに入団した野崎進監督(66)が昨年から指揮をとる。
志向するのは千葉商伝統の守りの野球。最速145キロ右腕石黒幸孝(3年)と五十嵐瑞(3年)の両投手が軸だ。そのベースと、高橋良平部長(37)が中心となって強化する攻撃力を組み合わせ、春大会はベスト16。夏のCシードを獲得した。
春、そのベスト16をかけて戦ったのが銚子商。今大会の初戦も習志野となる可能性がある(船橋二和-習志野の勝者と対戦)。
かつて千葉で覇を競いあった公立高同士の対決に「楽しいですね」と野崎監督。
「(習志野と対戦できるなら)本当にありがたい話です」とも話すが、あくまでスタンスは1戦必勝。生徒にも常日頃から「敵は自分たちの中にいる」と伝えている。
自分たちの、千葉商らしい野球を貫いての勝利へ。伝統のユニホームが今夏躍動する。