箕島が部内いじめで5月10日から2カ月間対外試合禁止、夏の地方大会は処分明けのため参加可能

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日本学生野球協会は19日に開いた審査室会議で高校17件の処分を決め、甲子園春夏計4度の全国制覇を誇る箕島(和歌山)が部内いじめにより5月10日から2カ月間の対外試合禁止処分を受けた。この日は第108回全国高校野球選手権和歌山大会(7月10日開幕)の組み合わせ抽選会があり、春4強でシード権を獲得した同校は14日に慶風と初戦を迎えることが決定していた。開幕日自体が処分明けの期間に当たるため、大会への参加はルール上問題ないという。

もともと昨年8月に同校から暴力に関する不祥事案報告書が届き、日本高野連は注意措置を行っていた。同11月に暴力事件の被害部員と保護者が学校スクールカウンセラーと面談した際に、いじめがあったと訴えたことが発端となり、学校側は再調査を実施。調査の結果、いじめ防止対策推進法に基づき「いじめ重大事態」に該当すると判断され、加害部員9人が被害部員1人をいじめたと認定された。

また、延岡学園(宮崎)は監督(64)の暴言と不適切指導と暴力(部内)と報告義務違反により、監督が4月24日から9カ月間の謹慎処分を受けた。4月下旬に宮崎県高野連に匿名のメールが届き発覚。監督への聞き取り調査の結果、「バカ」「アホ」「邪魔」「帰れ」などの暴言を部員に対して行ったほか、部員全員に正座をさせて学習面や服装の指導をしたり、ノックの練習中などにバットのグリップ部分で部員の頭をコツンとたたく行為があったという。

駒大苫小牧(北海道)は副部長(30)の体罰と暴言(部内)と報告義務違反により、副部長が5月8日から9カ月間の謹慎処分となった。練習時に態度がよくない部員に対して「バカ」「だからうまくなれないんだ」などの暴言を吐いたり、朝練習中に部員の態度に感情的になり、両手で胸ぐらをつかんでフェンスに押しつけるなどの体罰を働いたという。