<高校野球東東京大会:大東大第一7-1自由ケ丘学園>◇5日◇1回戦◇神宮球場
大東大第一の宮城智行監督(42)の表情は試合後も曇ったままだった。投手陣は初回に先制を許すも最少失点に抑え、打線は4回に逆転の2得点を皮切りに3イニング連続得点。逆転勝ちでの初戦突破にも「緊張しているのが手に取るように分かって、高校生なんだなと思いました」と振り返った。
たしかに雰囲気にのまれ、投打でリズムをつかむのが遅かった。「(実力を)発揮するまでに時間がかかったし、ある程度点差がついた時に(コールド成立となる)もう1点というところで、相手の気迫に押されて受けに回った」。チームの目標はベスト8。高いゴールを設定するからこそ、厳しい指摘を忘れない。「初戦をして、いかに険しい道なのかというのを感じたんじゃないでしょうか」。
勝ち上がって11日の2回戦では東京と対戦する。「初戦を通して前半、中盤、後半の心の持ちようを学ばせていただいたので、今度はもう少し違った、いい表情で試合ができるかなと思います」と期待を込めた。