【高校野球】浜松江之島・高塚克己瑠の”最初で最後の夏”は初戦で幕「恩返ししたかった」/静岡

静岡西対浜松江之島 初戦敗退に天を仰ぐ浜松江之島・高塚(左から2人目) 

<高校野球静岡大会:浜松江之島4-5静岡西>◇5日◇1回戦21試合◇しずてつスタジアム草薙ほか

磐田農のプロ注目左腕・寺田京祐投手(3年)が奪三振ショーを演じた。初戦の伊豆総合戦に先発し、5者連続を含む毎回の14三振を奪い、6回4安打無失点と好投。チームを7-0の8回コールド勝ちに導いた。同じくプロ注目の高塚克己瑠捕手(3年)を擁する浜松江之島は、延長10回タイブレークの末に静岡西に4-5で敗戦。沼津東は静岡農に9-0の7回コールドで勝利した。11日に2回戦が行われ、シード16校のうち8校が登場する。

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浜松江之島の高塚が、天を仰いだ。延長10回表に4-3と1点を先行して迎えた同裏の守備。6回から4番手で上がったマウンドで懸命に右腕を振った。しかし、最後は1死満塁から渾身(こんしん)の直球を中越えに運ばれた。

サヨナラ負け。早すぎる終戦に「自分を受け入れてくれたみんなに結果で恩返ししたかった」と唇をかんだ。2年春に山梨学院から編入。新たな仲間と挑んだ「最初で最後の夏」は本職の捕手に投手、2番打者としても2安打とフル回転したが、初戦で幕を閉じた。

プロからも注目された大器は「こういう結果で実戦経験も少ない。もっとレベルアップしないといけない」とプロ志望届は出さず、大学に進む。卒業後は捕手一本で勝負する意向で、最後は「もう一皮、二皮むけた状態でプロに行けるように頑張っていきたい」と顔を上げた。