<高校野球滋賀大会・継続試合:虎姫7-4長浜北>◇7日◇1回戦◇マイネットスタジアム皇子山
虎姫(滋賀)が足かけ3日をかけて、夏2年ぶりの白星を飾った。開幕試合の5日の初戦は、3-2で1点リードの5回表終了時点で継続試合に突入。続きが行われる予定だった6日は雨天中止。7日、ようやく試合が再開した。
4番の中辻悠右(ゆう)内野手(2年)が、試合再開直後の5回裏無死満塁でリードを広げる右前2点適時打。二宮祐弥監督(29)が「三振かホームランで」と注文するほど、チームで打撃に一目置く存在。5日は空振り三振、右飛に倒れており、「今日こそは」との思いで臨んだ背番号3の、会心の一本だった。
室内練習場がない同校。雨天だった6日の練習は、教室1つ分に満たない同校内の駐輪場でバットを振った。「『とりあえずお疲れ様』と。日曜から気持ちが切れない状況で疲れはたまっていると思う」と二宮監督はナインをねぎらった。
中辻は己を信じた。再開までは「家の庭でもスイングしてきました。監督さんも『強気で行け』と」。攻守ともに憧れるのは阪神森下翔太とブルージェイズ岡本和真。校名は「虎姫」でも「ブルージェイズファンです」とにっこり。178センチ、66キロの2年生。努力の道は続く。【中島麗】