【高校野球】「沼南高柳」ユニホーム最後の夏 統合で校名変更「最後に着られて光栄」/千葉

高校野球千葉大会2回戦 力投する沼南高柳・秋谷響(撮影・服部航大)

<高校野球千葉大会:京葉9-1鎌ケ谷西・松戸国際・沼南・沼南高柳・流山おおたかの森・流山北(7回コールド)>◇10日◇2回戦◇船橋市民球場

「沼南高柳」が最後の夏を戦い抜いた。同校は28年度より沼南との統合が決定しており、校名も変更が予定されている。選手は3年生が2人だけで、今夏が現校名を背負って戦う最後の大会となる見通しだった。

現3年生が入部したときも先輩は当時の3年生1人だけ。秋谷響外野手(3年)が軽い気持ちで見学に訪れた木山大翔内野手(3年)を「むりやり誘った」ことから3年間ともにプレーすることに。一度部から気持ちが離れかけた秋谷が木山から引き留められ、「木山をひとりにしたくない」と残留したこともあった。平日は2人、土日は連合チームで練習を重ねて夏にたどり着いた。

この日は木山が連合チームの主将として「1番・遊撃」で先発出場すると、秋谷は公式戦初の先発登板。試合には敗れ、目標である4回戦進出はかなわなかったが、創部43年のすべてを出し切るように2人は常に声を出して周囲をもり立て続けた。

お互いに感謝している点は「ここまで部活を続けてくれたこと」(木山)と「半ばむりやり来させたのに、最後まで主将として責任を持ちながら引っ張ってくれたこと」(秋谷)。そして「自分たちが最後に着られて光栄でした」と声をそろえた。

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