【高校野球】伊勢崎の女性応援団長が18年ぶり夏2勝後押し「やってやるぞという気持ちで」/群馬

群馬大会2回戦でスタンド応援を統率する伊勢崎の新井優希応援団長

<高校野球群馬大会:前橋南0-7伊勢崎(7回コールド)>◇11日◇2回戦◇上毛新聞敷島球場

伊勢崎が前橋南を破り、08年以来18年ぶりとなる「夏2勝」を挙げた。関口典亮監督(34)は「選手たちが目標にしてきた夏2勝。いろいろと対策を立てて、しっかりと体現してくれた。選手たちを称賛したい気持ちです」と話した。

そんな選手の背中を押したのが、スタンドでひときわ熱い声援を送り続けた女性応援団長、新井優希さん(3年)だ。現在の応援団は3年生が新井さん1人、2年生1人、1年生2人という少人数で活動している。部員不足に悩み、つらい時期もあった。それでも「応援団存続のために自分が引っ張っていく」という強い使命感を胸に、伝統の灯を絶やさぬよう活動を続けてきた。

新井さんが何よりも大事にしているのは「全員で応援する雰囲気」だ。今夏に向けては、早大の応援歌「We Winner Waseda」をアレンジして導入。得点が入ると一斉にタオルを回す一体感のある応援スタイルを作り上げた。

野球部が負ければ、自身も引退となる。「夏の大会にかける気持ちは本当に大きいです。やってやるぞという気持ちで声を出し続けています」と、快活な笑顔と鍛え上げた声量で後押しした。

関口監督も「これまでは勝って恩返しをすることができなかったが、今年は少し返すことができているのかな。本当にありがたい限り」。スタンドとグラウンド一丸で18年ぶり夏3勝を目指す。

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