【高校野球】6球団のスカウト視察!香里丘・岡本翔斗が5回に志願登板「状態悪くない」/大阪

門真西戦で力投する香里丘・岡本翔斗(撮影・佐藤妙月)

<高校野球大阪大会:香里丘13-0門真西>◇11日◇2回戦◇南港中央球場

全国各地で好投手の活躍が光り、大阪の“公立の星”は持ち味を存分に見せつけた。プロ注目の最速148キロ右腕、香里丘・岡本翔斗投手(3年)が門真西戦の5回から登板。1イニング全球真っすぐ勝負で無失点に抑え、初戦突破に貢献した。

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志願登板で最後の夏へ好スタートを切った。香里丘・岡本は組み合わせを考慮し、この試合には登板しない選択肢もあった。だが前日10日に「投げたい」と監督に伝えた。「やっぱり夏の雰囲気は(他の大会とは)違う。慣れておくという意味も含めて」と初戦から登板志願した。

4回に代打から途中出場すると、13-0の5回からマウンドに上がった。「ちょっと舞い上がっちゃいました」と先頭打者にフルカウントから四球を与えるも、すぐに修正。全球真っすぐ勝負で打者2人からともに3球で空振り三振を奪うなど、対戦2人目以降はボール球もなく、無失点に抑えた。コールド発進に貢献し「指の掛かりも悪くなかったですし、状態は悪くない」と振り返った。

バックネット裏では6球団のスカウトが視察。ロッテ三家スカウトは「やっぱり良い質の真っすぐを投げている。楽しみ。持っている能力が高いから、まだ伸びしろがある」と評価した。

梅雨による雨天、そして公立校として避けられないテスト期間も重なった影響で調整は難しかったが、数日前に強豪の関西創価との練習試合が実現。3イニングを投げ「そこで投げられたのは結構大きかった」と、実戦から遠ざかっていた不安を取り除くことができた。

1年夏からエースナンバーをつけており、その自覚も強い。「1年生の頃から(試合に)出させてもらっているので、自分がやっぱりチームの中心となってやらないといけない。最後までしっかり、自分がチームを引っ張っていきたい」。次戦は16日、今春センバツ優勝の大阪桐蔭を破って準Vの関大北陽が相手。「万全の状態でベストのピッチングができるようにやっていきたい」。公立の星として、幼い頃からスタンドで見てきた甲子園のマウンドに立つ姿を思い描いた。【佐藤妙月】

◆岡本翔斗(おかもと・しょうと)2008年(平20)6月29日生まれ、大阪府枚方市出身。小学1年から「枚方レッズ」で投手として野球を始め、枚方三中では同野球部に所属。香里丘では1年夏から背番号1でベンチ入り。憧れの選手はダルビッシュ有。最速148キロ。球種はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、ツーシーム。180センチ、75キロ。50メートル走は6秒6。右投げ左打ち。

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