<高校野球埼玉大会:浦和東10-0越生翔桜・児玉・小鹿野・深谷・小川>◇12日◇2回戦◇UDトラックス上尾スタジアム
新チームとなって初めて単独チームで夏の大会に臨んだ浦和東が、連合C(越生翔桜・児玉・小鹿野・深谷・小川)を10-0の5回コールドで下し、3回戦進出を決めた。
試合は初回から動いた。1死二、三塁、1年生ながら練習試合から4番に座る古沢悠月内野手(1年)が2点適時打を放ち先制。その後も勢いそのままに加点し、先発吉田倖太郎投手(3年)も相手打線を封じて快勝した。
昨秋からは3年生8人が引退し、部員不足から合同チームでの活動を余儀なくされた。それでも今春、1年生9人とマネジャー3人が加わり、この夏は新チームとなって初めて単独チームとして出場。生田耕平監督(29)は「試合展開というよりも、単独チームとして大会に出場できたことが本当にうれしく、感慨深いです」と喜びをかみしめた。
4番の古沢には絶大な信頼を寄せる。「入学当初からフルスイングのスピードが2、3年生よりも抜けていました。得点圏では『彼なら打ってくれる』という安心感があります」。期待の1年生の一打で勝利を呼び込んだ。
次戦は春日部と対戦する。チーム目標だった「夏1勝」はすでに達成したが、生田監督は「ここまで取り組んできた『守って勝つ野球』を徹底し、単独チームで出場できることへの感謝を胸に、次も勝利を目指したい」と先を見据えた。