【高校野球】「大谷ルール」で再登板認められず DH制初の夏、新ルールへの理解必須に/西東京

「大谷ルール」で7番指名打者として出場し、先発を務めた多摩工科・山本翔埜(撮影・田島優大)

<高校野球西東京大会:東海大菅生10-0多摩工科>◇12日◇1回戦◇スリーボンドスタジアム八王子

指名打者(DH)制が導入されて初めての夏となった第108回大会。DHを採用する学校が増える中、多摩工科は先発投手がDHを兼ねる、いわゆる「大谷ルール」を採用した。

先発した山本翔埜投手(3年)は「7番指名打者」として出場。4回途中で降板した後、DHを解除して一塁の守備に就いた。その後、あとを継いだ投手が東海大菅生打線につかまると、5回1死一塁で再びマウンドへ。ところが「大谷ルール」により再登板は認められず、水谷涼投手(3年)が登板した。

二塁塁審を務めた平山繁明さんは試合後、「多摩工科はDHを解除したことで、昨年までと同じ9人野球となり投手に戻れると解釈されたのだと思います。ただ、『大谷ルール』で出場した選手は、DHを解除して9人野球になった後でも、一度マウンドを降りると投手として再登板することはできません」と説明した。新ルールへの理解を深めていく必要性を感じさせる場面となった。

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