【高校野球】いちりつ主将・飯田侑磨が盛り上げ役を全う「野球人生で一番悔しい日」/大阪

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<高校野球大阪大会:いちりつ3-6千里>◇12日◇2回戦◇住之江公園野球場

盛り上げ役のいちりつ主将・飯田侑磨外野手(3年)が、9回に友の見せ場を作った。

「3番中堅」で3打数2安打1四球とクリーンナップの仕事を全う。「初回の長打は2アウト。自分が塁に出たら、絶対にチームが盛り上がる。一発で仕留める意識でした」。日頃、飯田を先頭にチームのムードができあがる。「僕が熱かったら、みんな乗ってくれます(笑い)」。

6点を追う9回に先頭打者で四球を選び、笑顔で一塁へ。5番幸田啓汰投手(3年)の適時二塁打、7番岡田大輝内野手(2年)のスクイズで3点をかえした。幸田の適時打で1点目のホームを踏んだ飯田は目に涙を浮かべながら、「めちゃめちゃ最高でした」と輝いた笑顔で振り返った。

小学生から抱えた痛みをかばいきれず、1年冬に右ひじを手術。2年の夏まで戦列を離れた。責任感だけは人一倍強い飯田。「やるとなったら、僕しかいない」。新チーム始動時、主将に立候補したのだ。「僕が先頭に立ちながら、盛り上がって練習することを意識した」。一体感が最終回の追い上げにつながった。

卒業後は大学進学を目指し、準硬式でのプレーを模索。「今日は野球人生で一番悔しい日。悔しさをバネにもっとうまくなりたい」。情熱とともに、次のステップへと進む。【中島麗】

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