<高校野球西東京大会:明大八王子6-3日大桜丘>◇16日◇3回戦◇ジャイアンツタウンスタジアム
明大八王子が主砲の一発で快勝し、4回戦へ駒を進めた。1点リードの2回、2死から村松凜太朗内野手(3年)の左前打、菊森健介外野手(1年)の内野安打で好機を作ると、3番川上恵叶外野手(3年)が左中間に運ぶ3点本塁打を放ちリードを広げた。「打った瞬間、入るかなと思いました」と会心の一打。2回戦の早大学院戦では5打数無安打と結果を残せなかったこともあり、「後輩たちが活躍してくれて勝ち上がって来られたので、3年生で『そろそろ俺らが』と話し合っていました。結果を残せて良かったです」と振り返った。
中学時代は東京都の強豪・世田谷西リトルシニアでプレーし、全日本選手権とジャイアンツカップを制覇。しかし、70人を超える部員の中でベンチ入りはかなわず、悔しさを味わった。「高校でやり返したい」と明大八王子へ進学し、「1、2年生の頃から当時の悔しさを忘れずに練習してきました」と反骨心を胸に努力を重ねてきた。厳しい練習を乗り越え、高校通算13本塁打を誇る主砲へと成長。「まずはあと一つしっかり勝って、(準々決勝が行われる)神宮球場でプレーしたいです」。中学時代に味わった悔しさを力に変え、悲願の甲子園初出場を目指す。