【高校野球】二松学舎大付・千葉結太、公式戦初先発で完投勝利「試合で投げる方が…」/東東京

早稲田戦で笑顔でベンチに戻る二松学舎大付・千葉結太(撮影・栗林真菜)

<高校野球東東京大会:二松学舎大付7-1早稲田>◇16日◇4回戦◇神宮

大きくなった体で137球を投げきった。22年以来の夏甲子園を目指す二松学舎大付(東東京)は、千葉結太投手(2年)が公式戦初先発ながら9回6安打1失点で完投勝利。「ブルペンで何球も投げるより、試合で投げる方が全然きつかった」と心地よい疲労感に浸った。

今冬から導入した「昼の仮眠」が、夏の戦いを支えている。チームはフィジカル強化の一環として、練習日に約2時間の昼寝を取り入れている。体を大きくすることが狙いで、千葉も冬の間に体重が8キロほど増えて約68キロになった。「ボールが強くなったなという感覚はあります」と成長を実感。「コンディションを調節できる。良い取り組みだと思います」と効果も口にした。

市原勝人監督(61)は「夜に長く寝るよりも体がだるくならない。夕方の涼しい時間帯にすっきりした状態で練習ができて心も体もリフレッシュできる」と説明した。

打線も3回まであと一本が出なかったが、4回に喜入優真捕手(1年)の中前適時打で均衡を破り、着実に得点を重ねた。それでも指揮官は内容には満足していない。「『負けたくない』という気持ちが『勝つんだ』という気持ちより膨らんでいる。捨て身で向かってくれれば、ガラッと変わった二松学舎が見られると思う」。体だけではなく、精神面の成長を求めた。【栗林真菜】

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