<高校野球神奈川大会:横浜8-1東海大相模>◇16日◇4回戦◇サーティーフォー保土ケ谷球場
“夏の織田”が、再び動き出した。横浜の最速154キロ右腕で、ドラフト上位候補に挙がる織田翔希投手(3年)が、東海大相模とのライバル校対決で、左足首付近の打撲から復帰した。
7点リードで迎えた8回2死。先発の小林鉄三郎投手(2年)に代わり、マウンドに立ち、最速153キロをマーク。1/3回を1安打無失点。試合を締め、チームも県内連勝記録を「35」に伸ばした。
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織田の復帰登板の陰には、村田浩明監督(39)の親心があった。7日の緊急降板後、試合中にもかかわらず、すぐに病院へ向かわせた。迅速な対応が、順調な回復につながった。13日の3回戦では「全く問題なく投げられます」と話す本人に無理をさせず、登板を自重してきた。
この日の舞台にも、熱い思いがあった。「24年春、入学して間もない織田を初めて横浜清陵との練習試合に起用したのが保土ケ谷球場のマウンドだったんです」。当時、織田に「ここが神奈川の聖地だぞ」と話し、マウンドに送ったという。高校野球をスタートさせた地での復帰登板。「これだけお客さんが入った中、球場の雰囲気で投げさせてあげたかった」。「神奈川の聖地」から、再び大きく羽ばたく時がきた。