<高校野球宮城大会:東北学院榴ケ岡2-0塩釜>◇17日◇2回戦◇石巻市民球場
昨夏準Vの東北学院榴ケ岡が白星発進を切った。同校は2回戦からの登場で、出場56チームのトリを務めた。
前日の練習前には、グラウンドのネットに引っかかった鳥を助けようと、全員で救出劇を繰り広げていた。佐々木貴紀監督(46)は「鳥(トリ)の恩返しですね(笑い)」と初戦突破を喜んだ。
先発の最速145キロ右腕、伊藤泰雅投手(3年)が散発4安打で完封。2-0の4回には味方の失策が続き、2死二、三塁のピンチを招くも冷静だった。「自分が引っ張っていく気持ちでいたので、苦しいとかはありませんでした」とカットボールで遊飛に打ち取った。最終回にも2安打を浴び、2死一、二塁のピンチを招いた。それでも、「絶対何かはあると思ったので想定内です」と、ホームベースは踏ませなかった。
昨夏は決勝で仙台育英に0-10で敗れ、初の甲子園にあと一歩、及ばなかった。伊藤泰は7回から2番手で登板し、2回5失点(自責3)。「悔しかったです」と当時の心境を吐露。この悔しさを糧に、この1年を過ごしてきた。「リベンジして、今年こそ甲子園にいきたいです」。集大成に全てをぶつける。