【高校野球】「下克上球児」東監督率いる昴学園が初戦敗退、宇治山田商がサヨナラスクイズ/三重

宇治山田商対昴学園 延長10回タイブレークの末に敗れた、昴学園ナイン(撮影・中島麗)

<高校野球三重大会:宇治山田商3-2昴学園>◇18日◇2回戦◇県営松阪

春の三重王者・昴学園が、延長タイブレークの末に初戦敗退した。

全国でも珍しい全寮制の公立校だ。人気を博したテレビドラマ「下克上球児」のモデルで18年夏の甲子園初出場・白山(三重)の元監督、東拓司監督(48)が指揮を執る。

3回に2点の先制を許したが、チームは4回に初安打。中越え適時二塁打と押し出し四球で2点をもぎとり、同点に追いついた。

その後は幾多のチャンスを生かせなかった。

5回無死二塁で2番石川の投ゴロの間に、三塁へ向かった二塁走者が三塁で憤死。6回2死一、二塁には9番石原悠真の打席で二塁走者が盗塁に失敗。7回2死一塁で3番河合唯人外野手(3年)が右前打を放つも走塁死など、何度も好機を失った。

延長タイブレークに突入し、10回表も攻撃では無得点に終わったが、相手の攻撃の10回裏1死満塁でサヨナラスクイズを喫し、初戦で姿を消すこととなった。球場は観客の歓声と悲鳴が入り乱れる幕切れとなった。

同校は最寄り駅のJR三瀬谷駅から約10キロ、車でも15分ほどに位置。本試合の行われた県営松阪から同校は車で約50分に位置し、学校関係者も「山奥の『奥』ですね」と表現する。

全校生徒は約200人、うち野球部員は80人と全校生徒の3分の1を占めている。東監督は16年まで10年連続初戦敗退だった白山を2年後に甲子園初出場に導いている。

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