【高校野球】エースが「10点とれる」八王子実践が9回4点差を逆転、2年連続8強/西東京

2年連続8強を決めた八王子実践のエース塚原翔太(左)と河本ロバート監督

<高校野球西東京大会:八王子実践9-8日大鶴ケ丘>◇18日◇4回戦◇府中市民球場

八王子実践が9回4点差を逆転し、2年連続の8強進出を決めた。

4点を追う9回表。5連打で2点を返し、なおも1死満塁から荒木孝介内野手(3年)の2点二塁打で同点。続く山本悠陽外野手(2年)の中越え二塁打で勝ち越し、この回一挙6点を奪って試合をひっくり返した。

9回攻撃前の円陣で声出ししたエース塚原翔太投手(3年)は「4点差は大したことない。10点とれる」と鼓舞。その通りの結果になった。

河本ロバート監督(40)は「鳥肌が立つような攻撃だった。技術を超えた気持ちが出た」と、驚異の粘りを見せた選手たちを称えた。6失策と守備が乱れ、終始追いかける苦しい展開。一時は継投も頭をよぎったが、「エースがつくってきたチーム。彼で腹をくくろう」と、塚原を信じて完投させた。指揮官の期待に、土壇場での集中打で応えた。

大逆転でつかんだ1勝。河本監督は「こういう苦しい試合を勝ち切ったことは、すごく次につながる」と手応えを口にした。これで2年連続のベスト8を決めた。同校の過去最高成績はベスト4。「先輩たちの歴史を塗り替えるイコール、決勝の舞台へ足を踏み入れること。一戦必勝で挑む」と力強く見据えた。

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