【高校野球】早実・和泉監督「ここまで打ち込まれるとは…力負けです」4回戦敗退/西東京

2年ぶりの甲子園を逃した早実ナインがグラウンドを引き揚げる

<高校野球西東京大会:駒大高7-3早実>◇18日◇4回戦◇府中市民球場

ノーシードから2年ぶり31度目の甲子園を目指した早実の夏が、4回戦で幕を閉じた。和泉実監督(64)は試合後「ここまで打ち込まれるとは想像していなかった。力負けです」と完敗を認めた。5人の投手をつぎ込むも、相手打線を止められなかった。

一方の打線も駒大高のエース山本を捉えきれなかった。「スライダーのゾーンが見えなかった。あれでカウントを稼がれてしまった」と振り返った。終盤に左打者を投入して揺さぶりをかけたが、時すでに遅し。主将の西村悟志内野手(3年)は「自分たちの野球ができなかった。スライダーをコースに投げてきて対応できなかった。強かった」と肩を落とした。

早実は昨秋1回戦、今春は2回戦敗退と結果を残せず、今夏は20年以来のノーシードという逆境から始まった。和泉監督は「秋も春も早くに負けて、3年生は本当に苦しんだと思う。なんとかこのままじゃ終われない、という形でよくやってくれた」とたたえた。1回戦は強豪の八王子学園八王子を破り、2回戦で田無に競り勝ち、3回戦は東村山西にコールド勝ちと、一戦ごとに結束力を強めていた。

今年1月に自ら志願してキャプテンを引き継いだ西村は、1年夏と2年春に甲子園を経験。試合前には「先輩たちに連れて行ってもらった甲子園の舞台へ、下級生たちを連れていきたい」と話していたが、その夢を果たせなかった。

和泉監督は「下級生は悔しかったでしょうから、この敗戦は次につながると信じたい。いいものを持っている子はたくさんいる」と結んだ。ベンチ入りに2年生6人、1年生4人が名を連ねた。名門のバトンをつないでいく。

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