<高校野球北北海道大会:白樺学園4-3帯広三条>◇18日◇準決勝◇エスコンフィールド北海道
白樺学園が帯広三条に4-3で競り勝ち、24年以来2年ぶり5度目の夏の甲子園へ、王手をかけた。今春の十勝地区予選で敗れた相手に、バント安打で3点をもぎとりリベンジ。同校として初の3年連続決勝進出を果たした。クラークは延長11回、3時間14分の死闘制し、3年ぶり3度目の優勝へ、あと1勝とした。
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白樺学園が徹底したバント攻勢で、帯広三条の好投手安藤美壱(みいち)投手(3年)を攻略した。0-0の2回無死一、三塁、細口生翔内野手(2年)の二前バント安打で先制。さらに6回無死二、三塁では関口颯人捕手(3年)が、またも捕手前へのバント安打で2点目を挙げ、続く長尾烈内野手(1年)も無死一、三塁から関口同様に、二塁前にバント安打を決め、3点目をたたき出した。
同じ相手に2度負けるわけにはいかない。春の十勝地区代表決定戦では、安藤相手に7回まで内野安打3本のみで無得点。8回から登板した小池涼真外野手(3年)からも得点を奪えず0-2で散った。亀田直紀監督(39)は「要所で打てなかったから、もうスクイズかセーフティースクイズしかないかなと。(左腕の安藤は、投げた後)三塁側に流れるので、バントするなら一塁側に」と狙いを説明した。
準決勝での再戦が決まってから、左投手相手に一塁側へのバント練習を徹底して繰り返したが、関口は先制直後の2回無死一、三塁でスリーバント失敗。亀田監督から「あそこで決まっていたら、もう1点入ったよな」とカツを入れられ、さらに5回終了後にはスタメン野手に最上級生が2人しかいないこともあり「3年生の意地を見せろ」と鼓舞された。喝の2段重ねに関口は「あの言葉がスクイズ(記録は内野安打)につながった」と感謝した。
2年前に優勝した際の決勝は旭川スタルヒンでの開催。昨年、エスコンフィールドでの決勝は敗れており「全員で、今年こそやってやろうという思い」と関口。先輩達の思いも背負い、エスコンで、てっぺんに立つ。【永野高輔】
帯広三条・安藤美壱投手(3年=7回131球を投げ9安打4失点。25年ぶり聖地逃す)「全員が個々でプレッシャーを与えて、自分も含め、みんなで成長できた夏だった」