NHKメジャー実況の竹林宏アナ「後輩ではありますが尊敬」秋田の母校・横手高甲子園出場に感謝

竹林宏アナ(2004年4月撮影)

NHKのメジャーリーグ中継の実況でおなじみの竹林宏アナウンサー(62)が23日までに、日刊スポーツの取材に応じ、母校の秋田・横手高が57年ぶりとなる甲子園出場を決めたことについて喜びの心境を語った。

竹林アナは、同校野球部OBで1982年(昭57)の最後の夏の県大会は初戦敗退だった。1969年(昭44)以来となる甲子園出場について「うれしいの一言です。近年は秋の県大会で優勝したり、その他の大会でもベスト8以上に入ったりしていたので、いつかは、と思っていました」と期待を膨らませていたという。

「甲子園からは長年遠ざかりましたが、その間に野球部として少しずつ積み上げ、つないできたものが結実したのではないかと想像します。その意味では、各年度の部員の皆さんや、指導された皆さんに『おめでとうございます』と申し上げたいです」と快挙を成し遂げた苦労を思いやった。

横手高は21日の秋田大会決勝で大曲工を7-1で破った。当日は仕事が休みだったこともあり、インターネット速報やライブ配信を見届けていた。「試合中から、秋田の友人と情報交換しながら、喜び合いました。試合後は、同郷の皆さんや、仕事でお世話になった皆さんから20通ほどお祝いメールをいただきました」という。

高校時代の竹林アナは投手だった。「控えでした。秋田大会は1年の時に初戦は勝って2戦目で敗退。2年、3年の時はともに初戦敗退でした。甲子園はもちろん目標にしていましたが、秋田市内を中心に素晴らしい選手が数多くいた時代。『自分の力では難しいなあ』と徐々に自覚いたしました」と、横手が勝ち進む難しさや壁を感じていた。

2度目の甲子園に挑む後輩たちに温かいメッセージを送った。

「まずは『ありがとうございます』です。先輩たちができなかったことを成し遂げてくれたのですから、後輩ではありますが尊敬しています。もちろんここをゴールとは考えていないと思います。甲子園では、今まで通り、横手高校の野球を思い切り表現してください」。

竹林アナは現在NHKグローバルメディアサービスのスポーツセンターに所属。同局のメジャーリーグやプロ野球中継の実況のほか、高校野球の甲子園での実況も担当してきている。

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