【高校野球】京都翔英ラッキーボーイの好機拡大で京都国際から大量点 準決は宇治ダービー/京都

京都翔英対京都国際 7回表京都翔英無死一塁 松本時男は中安打を放つ(撮影・石井愛子)

<高校野球京都大会:京都翔英7-2京都国際>◇23日◇準々決勝◇わかさスタジアム京都

京都翔英が2年連続で夏の甲子園出場の王者・京都国際を破った。準優勝以来3年ぶりの準決勝進出。背番号18の代打松本時男外野手(3年)が同点の7回にチャンスを広げた。

無死一塁の場面で代打で登場。2球目のスライダーを中前に運び、好機を拡大。後続の勝ち越しにつなげた。「打撃でどう生き残ろうか、日々考えています」。4回戦まで2打数2安打で、この日は1打数1安打、1死球。今夏は計4打席ですべて出塁に成功。同校の野球部関係者も「うちのラッキーボーイ」と表現する。

兄は天理(奈良)の元主将で青学大・松本大和内野手(2年)。高校時代はNPBスカウトにも注目された逸材だ。「兄から『試合は積極的に振っていけ』と」。かつては消極的な打撃だったといい、「(助言を受けて)打ちにいくようになり、結果が出るようになった。今日も積極的なスイングができました」。

京都国際との対戦は、春の地区予選決勝で惜敗して以来。前田雅大監督(34)は「開き直りました。春は大事な場面で得点できず、今日は点を取り切れた」。指揮官は、松本へ「好きに行ってこい!」と送り出している。

準決勝の対戦相手・立命館宇治は23年夏決勝にも対戦した宿敵で、両校とも宇治市内に校舎がある「ご近所さん」。「各選手が順番に活躍している。うまく戦えていけている」と前田監督。京都国際を撃破した勢いのまま決勝まで駆け上がる。【中島麗】

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