【高校野球】帝京・目代龍之介4強導く起死回生弾「パワー出てきた」食トレこだわり成長/東東京

郁文館対帝京 8回裏帝京無死、同点本塁打を放つ目代龍之介(撮影・垰建太)

<高校野球東東京大会:帝京11-8郁文館>◇23日◇準々決勝◇神宮

東東京大会は、春夏連続を目指す帝京が、目代龍之介外野手(2年)の22号同点のソロなどで5点差をひっくり返し、郁文館に11-8で競り勝った。

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試合の流れを変えたのは、主砲の一振りだった。今春センバツに出場し春夏連続の甲子園出場を目指す帝京が逆転で準決勝に駒を進めた。1点を追う8回。先頭の目代が左翼席へ同点のソロ本塁打を放ち試合を振り出しに戻した。目代は「少し詰まったけど、力みなく振れて打球も伸びてくれた」。この日はMLBスカウトも視察する中での一発。高校通算22本目の本塁打は、チームを勢いづける起死回生の一打となった。打線はこの回4点を奪い逆転に成功し、ベスト4進出を決めた。

土壇場で試合の流れを変えた打席の裏には、春から取り組んできた「食トレ」があった。センバツ後、目代は体づくりを見直し、体重を92キロから96キロまで増量。寮では昼に「大」と「小」の2種類の弁当を完食し、朝から就寝前まで1日5回プロテインを摂取する生活を続けた。「揚げ物ではなく、魚などから取れる良い油を意識した。体も強くなったし、パワーも出てきた」。食事の質にもこだわり成長を続けた体が、帝京を4強へ導く一発を生んだ。

金田優哉監督(40)は「目代の一振りで流れを変えてくれた。次につながる試合ができてよかった」とたたえた。次戦に向けては「ここから先も一戦一戦、目の前の試合に集中して戦っていきたい」と気を引き締めた。

◆目代龍之介(めだい・りゅうのすけ)2009年(平21)4月23日生まれ、青森県八戸市出身。小学1年から平内クラブで野球を始める。中学時代は八戸智徳シニアで野球に打ち込むかたわら、陸上部に入り3年時の総体では砲丸投げ13メートル72を計測して青森トップに輝き全国大会に出場した。帝京では1年時から主力を担い、高校通算本塁打は22本。50メートル走6秒0、遠投は115メートル。憧れの選手は阪神の森下翔太。好きな言葉は「謙虚」。187センチ、96キロ。右投げ右打ち。

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