<高校野球新潟大会:帝京長岡2-8日本文理>◇24日◇決勝◇ハードオフエコスタジアム新潟
日本文理(新潟)が4年ぶり13度目の夏の甲子園出場を決めた。
夏初出場を狙う帝京長岡との今春センバツ出場校同士の対戦では、序盤から終始主導権を握る一方的な展開で進めた。あいにくの雨模様もなんの。1点の先制を許した1回には相手投手の制球の乱れを突き5つの四死球を選び、1本のヒットも出ずに2点を取って逆転。2回には長短打4本を絡めた集中攻撃で4点を奪い差を広げた。
5点リードの3回1死三塁の攻撃時には、降り続く雨の影響で試合が一時中断。約1時間の待ちを余儀なくされたが、気持ちは全く切れなかった。再開後の攻撃では相手エース工藤壱朗投手(2年)の代わりばなをたたき2点を奪取。3回までに8得点を奪って、試合を決定づけた。
今春のセンバツ1回戦では高知農に快勝し、春の甲子園で15年ぶりの白星を挙げた。ストップウオッチとB5サイズのノートを欠かさない土屋斗希桜外野手(3年)が中心となって、チーム全体で打球速度の向上を図ることを推し進めた。打球が地面に落ちるまでの時間に着目し「外野に2秒以内で落ちた打球はヒットになりやすく、3秒打球だとアウトの傾向が高い」「4秒打球はホームラン性の打球になるから、フライを上げるなら4秒以上の飛距離を出そう」などが浸透。“打力改革”が功を奏し、春の甲子園にともに出場した帝京長岡から10安打と打ちまくり2季連続甲子園の切符を手にした。