【高校野球】明石商・仲吉泰清160球熱投で勝利呼ぶ「ベンチのサポートがあったから…」/兵庫

明石商対神戸国際大付 神戸国際大付戦に先発する明石商・仲吉泰清(撮影・白石智彦)

<高校野球兵庫大会:明石商6-5神戸国際大付>◇24日◇準決勝◇ほっともっとフィールド神戸

「終わった~!」160球の熱投が、明石商の土壇場からの劇的勝利を呼び込んだ。先発の仲吉泰清投手(3年)は初回いきなり2点本塁打を浴びると、7回まで4失点。それでも味方を信じて8回のマウンドにも上がり0で抑えた。すると9回、1死から敵失と右前打、犠打で2死二、三塁とすると、代打高野勝斗外野手(2年)の右前適時打で同点に追いついた。

そのまま延長タイブレークに突入。狭間善徳監督(62)から「(9回ビハインドで)1回死んだんだからそんなビビることない。元々向こうは強いから、ここまでやったらお前ら褒められる。心配するな」と鼓舞された。すると10回無死一、二塁から敵失とスクイズで2点を勝ち越した。

仲吉はその裏にもマウンドへ。球数はすでに130球を超えていたが「どれだけ点を取られても、最後まで投げ切る」と決めていた。押し出しで1点を返されるも最後は「絶対に抑えられる」と真っすぐを2球続けて遊飛に仕留めた。

酷暑の中での投球。ベンチ裏の涼しいところで休んだり、氷や経口補水液の補給、頭に氷を当てるなどの暑さ対策で乗り切った。「ベンチのサポートがあったから投げ切ることができた」と感謝した。

19年以来、7年ぶりの夏聖地へ。対戦カードは23年夏決勝と同じ社だ。サヨナラ負けを喫したリベンジへ、舞台は整った。【佐藤妙月】

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