<高校野球埼玉大会:目黒日大0-7関東第一>◇25日◇準決勝◇神宮
3試合連続となるタイブレークの死闘を制し、創部初の4強進出を決めた目黒日大だったが、夏3連覇を狙う関東第一に0-7の7回コールドで敗れ、準決勝で姿を消した。
初回から力の差を見せつけられた。1死二、三塁から関東第一・井口瑛太内野手(3年)の2点適時打で先制を許すと、2回にも2点を失った。2回途中から登板した山藤祐太投手(3年)が3回から5回まで無失点と踏ん張り、流れを引き戻そうとしたが、終盤に追加点を奪われた。
創部初の4強入りを果たした木川卓見監督(38)は「ベスト4に入っていること自体が信じられないくらい。夢のような大会だった」と快進撃を振り返った。その要因には「守備で粘り強く我慢できたことと、どんな状況でも自分たちのスタイルを崩さず、逆境をはね返せたこと」と胸を張った。
秋の大会後、チーム事情から副主将から主将に就任した白井一成内野手(3年)は、「仲間がついてこなかったり、1人で抱え込んだりすることも多かった」と話した。それでも「3年生が支えてくれたおかげでここまでやってこられた」と仲間への感謝を口にする。春の大会では自身の焦りがチームに伝わってしまった反省から、この夏は「まず自分が落ち着いて、チームに安心感を与えること」を徹底。その姿勢が創部初の4強進出につながった。