<高校野球茨城大会:霞ケ浦9-7常総学院>◇25日◇決勝◇ノーブルホームスタジアム水戸
霞ケ浦が春夏通算27度の甲子園出場を誇る常総学院を、9-7で下し、2年ぶり4回目の甲子園出場を決めた。
試合は序盤から霞ケ浦が主導権を握った。3回、菊池勇一外野手(3年)の中前打をきっかけに、犠打と死球で1死一、二塁の好機を演出。加藤龍内野手(1年)が中前適時打を放ち、先制点をあげた。続く4回には1死一、二塁から菊池が適時二塁打を放ち、1点を追加。5回にも、2死満塁から菊池が2点右前適時打を放つと、渡辺航太内野手(3年)も適時二塁打で続き、この回4点を追加した。さらに6回にも西野結太内野手(3年)の右前適時打で1点を追加。7回には村上聖内野手(3年)のスクイズで1点を加えたが、その裏に5点を返された。それでも8回、菊池がこの日4安打目となる中前適時打を放ち再び突き放し、最後まで主導権を譲らなかった。
投げては先発・小林将大投手(3年)が2回1/3を無失点。マウンドを降りた3回に1死一、二塁のピンチを迎えるも、後を継いだエース稲山幸汰投手(3年)が三ゴロ併殺打に打ち取り、無失点に抑えた。5回に2点を失うも最後までマウンドを譲らなかった稲山。最速147キロを誇るエースがロングリリーフでチームを甲子園に導いた。
両校は夏決勝で2008年と2013年の2度対戦経験があり、いずれも常総学院がサヨナラ勝ちを収めていた。霞ケ浦は「三度目の正直」を果たし、2年ぶりに聖地に返り咲く。常総学院はロッテ鈴木昭汰投手(27)を擁して出場した2016年以来、10年ぶりの夏の甲子園出場を目指したが決勝で涙をのんだ。