<高校野球東東京大会:二松学舎大付4-10関東第一>◇27日◇決勝◇神宮
ノーシードから駆け上がってきた二松学舎大付が4年ぶり甲子園を逃した。44年ぶりの大会3連覇を狙う関東第一の強力打線を止められなかった。
先発マウンドを託されたのは25日の準決勝、帝京戦で完投した2年生左腕の川島連十投手だった。オリックス投手コーチの川島慶三氏(42)を父に持つ。
だが、切れ目のない関東第一打線に初回からつかまった。3連打を含む5安打で4点を失うと、2回1死一、三塁のピンチを背負った場面で、市原勝人監督がベンチを出た。
あまりに早い交代を告げられ、どこか驚いたような表情を浮かべながらマウンドを降りた。
その後は温存したエース小高稜真投手(3年)への継投で立て直しを図るも、4回に3失点など止められなかった。
一方の打線も、相手エース石井の前にチャンスを広げられなかった。2試合連続本塁打と絶好調の佐南健生捕手(3年)を中心に、準決勝では12安打中7本の長打と破壊力を見せていた。打ち合いに持ち込みたかったが、関東第一の壁は厚かった。
この悔しさは、マウンドで涙をのんだ川島をはじめ、ベン入りした11人の下級生たちへと引き継がれる。