【甲子園】最速157キロ右腕、織田翔希投手擁する横浜は沖縄尚学と初戦/組み合わせ抽選会

組み合わせ抽選会に臨む横浜・小野舜友主将(バーチャル高校野球提供)

<全国高校野球選手権:組み合わせ抽選会>◇1日

第108回全国高校野球選手権(5日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が1日、オンラインで行われ、プロ注目のエース織田翔希投手(3年)を擁する横浜(神奈川)の初戦は大会第6日の10日、沖縄尚学戦に決まった。

県内39連勝中の横浜は「全戦必勝」を目標に掲げ、県大会では初戦から力強く勝ち上がってきた。初戦の湘南工大付戦では、絶対的エース、織田が打球を左足首に当て捻挫するも、林田滉生投手(3年)、最速150キロ左腕・小林鉄三郎投手(2年)、二刀流の最速151キロ右腕・池田聖摩内野手(3年)と、豊富な投手陣で乗り切り、選手層の厚さを見せつけた。4回戦ではライバル校の東海大相模を8回コールドで破り勢いに乗り、準決勝の慶応戦では織田が最速157キロをマーク。チームをけん引した。

打線は、県大会中、本塁打は川上慧内野手(2年)の1本にとどまったが、出塁率の高い主将・小野舜希内野手(3年)を切り込み隊長に、どこからでも得点ができる切れ目がなく、犠打と走塁を駆使。好機を必ず得点につなげ、7試合で64点。小野は「1人1人ができる最低限の仕事っていうのを積み重ねていった結果が、こういったみんなの力の集結になった」と、圧倒的な攻撃力を見せつけた。

今春のセンバツは連覇を期待されながらも、初戦敗退と悔しい負けを経験した。「センバツの大会前も投打にいい形で迎えられ、満を持して挑み敗戦。そんな甘くない、というのを現実に突きつけられた。そこからチームが変わった、というのを証明したいと心の底から思っている。正直、チーム内でも、今までとははるかに違う覚悟を感じる。今は楽しみです」と、出発前に自信を口にした。夏の横浜。98年、大リーグなどで活躍した松坂大輔投手らが達成した優勝から28年。再び、夏の頂点に立つ準備はできている。

◆昨春の対戦 両校は昨年センバツ2回戦で対戦。打撃戦の末、横浜が8-7で勝った。横浜は1回に阿部葉の3ラン、3回には阿部葉、奥村頼の連打で2点を挙げ5点リード。先発織田は3回途中4失点で降板したが、小刻みな継投で反撃をかわした。沖縄尚学は横浜の11本を上回る13安打を放ち、1点差に迫った8回裏には1死二、三塁としたが追いつけなかった。接戦を制して勢いに乗った横浜は19年ぶり4度目のセンバツ優勝を果たした。

【一覧】初戦の相手は? 甲子園組み合わせ抽選会 17時からオンラインで開催