【甲子園】代表49校から中から「特A」付けなかった理由 熊本地震で被災した有明にも注目/展望

【イラスト】夏の甲子園出場校マップ

<全国高校野球選手権:組み合わせ抽選会>◇1日

第108回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が1日午後5時からオンラインで開かれる。

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【展望】代表49校の顔ぶれが出そろい、恒例となっている出場校一覧の評価を付けた。今回は優勝候補に有力視されると判断した学校に当たる「特A」評価は設けず、「A」「B」「C」の3段階で分けた。今春のセンバツ大会時に「特A」を付けた明治神宮大会覇者の九州国際大付(福岡)と投打二刀流で超高級の菰田陽生投手(3年)を擁する山梨学院が地方大会で消え、春夏連覇を狙った大阪桐蔭も甲子園行きを逃した。各地で“波乱”が多かった印象を持ち、代表49校の中から本命予想することが難しいと判断しA~Cの3段階を採用した。

大阪桐蔭だけではなく、今センバツ準優勝の智弁学園(奈良)、4強の専大松戸(千葉)、中京大中京(愛知)が全て地方大会で姿を消した。センバツ4強が夏の全国大会に出場できなかったのは、94年夏以来と実に32年ぶり。さらに春8強の八戸学院光星(青森)、山梨学院も敗退。春8強で夏の甲子園出場を決めたのは花咲徳栄(埼玉)、英明(香川)の2校だけ。いかに甲子園に戻ることが難しいことかを実感させる。

勝ち上がってきた顔ぶれの中には、末吉良丞(りょうすけ)投手と新垣有絃(ゆいと)投手(ともに3年)を擁し夏連覇を狙う沖縄尚学、昨春準優勝の智弁和歌山、7試合66得点5失点という圧倒的な力で大阪大会を制した履正社、最速157キロのエース織田翔希投手(3年)らタレントぞろいの横浜(神奈川)、22年夏覇者の仙台育英(宮城)、悲願の初制覇を狙う花巻東(岩手)など有力校が出場権を手にした。初戦から準決勝まで4試合連続コールド勝ちするなど大会4連覇を果たした神村学園(鹿児島)や「大ちゃんフィーバー」以来となる東東京3連覇を達成した関東第一も侮れない。

7月28日に熊本を最大震度7の地震が襲い、現地では猛烈な暑さの中で救護や復旧活動が行われている。故郷熊本の思いを背負い、春夏通じて初出場となる有明(熊本)がどんな戦いを見せるかにも注目していきたい。

【甲子園】初戦の相手は? 組み合わせ抽選会 17時からオンラインで開催/速報します