【甲子園】末吉擁する沖縄尚学が横浜との黄金カードへ「それしか勝つ選択肢は…」比嘉監督は覚悟

練習を見守る沖縄尚学・比嘉公也監督(2026年7月31日撮影)

<全国高校野球選手権:組み合わせ抽選会>◇1日

5日に開幕する第108回全国高校野球選手権大会の1~3回戦の組み合わせ抽選会が1日、オンラインで開かれ、昨春センバツ王者の横浜(神奈川)と昨夏全国王者の沖縄尚学が、10日(第6日)の1回戦で対戦することが決まった。横浜は織田翔希、沖縄尚学は末吉良丞(ともに3年)のプロ注目投手を擁し、優勝候補同士がいきなり初戦でぶつかる。大会は休養日3日を含む18日間の日程で、順調に進めば22日に決勝を迎える。

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前年日本一・沖縄尚学はダブルエースが優勝旗を甲子園に持ち帰ってきた。組み合わせ抽選会で初戦の相手は10日(第6日)、横浜(神奈川)に決まった。

前年の優勝投手が、今夏も1番を背負う。地方大会中は左ひじのコンディション不良で指名打者としての出場を続けていた背番号10の末吉良丞(りょうすけ)投手(3年)が、甲子園から背番号1に。投手として7月18日の準決勝・名護戦で復帰。6回2安打8奪三振無失点と好投していた。

昨夏背番号10で、地方大会は1だった新垣有絃(ゆいと)投手は、再び10に。「本当は1番をつけたかった」と悔しさものぞかせた。今春は末吉が登板のない中、春は九州大会準優勝にまで導いた。今春センバツ初戦の帝京戦で敗れた3月中旬以来、約5カ月ぶりの2人での共闘が実現する。「末吉がエースなので。信頼してチームの勝利に貢献できる投球をしたい」と、わだかまりはない。

7月31日の甲子園練習後、末吉は「最低限の目標は達成できた。少しほっとしています」と語り、「地方大会よりも、わくわくしています」と心を躍らせた。

比嘉公也監督(45)は、「織田投手のような速球だと、対策のやりようがない。投手を中心に守りからロースコアに。それしか勝つ選択肢はない」。世代屈指の投手対決を制し、もう一度優勝旗を沖縄に届けてみせる。【中島麗】

◆末吉良丞(すえよし・りょうすけ)2008年(平20)11月18日生まれ、沖縄県浦添市出身。仲西小2年時に仲西ビクトリーBBCで野球を始め、仲西中では最速145キロを記録。沖縄尚学では1年夏からベンチ入りし、昨夏甲子園で優勝投手に輝く。最速150キロで高校日本代表にも選出されU18W杯でも活躍。今春は左ひじの不調で公式戦登板なし。今夏沖縄大会準決勝で復帰し6回無失点。決勝では9回1死から登板し、優勝に貢献した。趣味は音楽鑑賞。176センチ、94キロ。左投げ左打ち。

▲沖縄尚学主将の山川大雅捕手(3年)(横浜・織田との対戦に)「早くやりたいです。県大会が終わってから『チャンスの1本』を求めてやってきた。甲子園の舞台で発揮できれば」

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