<全国高校野球選手権:甲子園練習>◇2日◇甲子園
開幕戦に登場する仙台育英(宮城)の須江航監督(43)が、札幌日大(南北海道)の分析を終えたことを明かした。
前日のオンライン抽選会で決まったばかりだが「昨日の夜で終わりました」とバッチリ。「しっかり丁寧に野球をやるチームですね。それこそチームカラーが似てるんじゃないですかね。守備とか、走塁とかしっかりやってつないでいくみたいな感じなので、大崩れしないトーナメント向きのチームだと思います。こちらも自滅しないように、丁寧な野球が求められます。あまり興奮しすぎてアクセル踏みすぎないようにしたいなと思います」と念には念を入れて向かう。
7月28日に宮城大会決勝を戦い、わずか2日後の30日には現地入り。決勝が雨で伸びたこともあり、代表49校の中で最も遅く甲子園切符を手にした。ところが…。「(地方大会は)一番最後に終わって、(甲子園は)一番最初の試合になるので。不思議な感じですね」。
この日の甲子園練習では暑さを入念にチェック。開幕戦という独特の緊張感を見据え「開会式の興奮もあるので、朝から気合が入りすぎないようにコントロールしたい。そんなに強いチームじゃないですし、優勝候補とかそこらへんのレベルはまだ持ってないので。完成度は本当にそんな高くないので、なんとか一戦ずつ強くなれたらいいなと思ってるんですが、身の丈に合った野球したいですね。そういう優勝候補みたいな横浜高校さんとか沖縄尚学さんとか、そういう学校にお任せして、本当に自分たちの身の丈以上のものは出せませんから。その身の丈に合った野球を丁寧にしたいですね」。
また、今夏から新たに導入されるビデオ検証については「今の時代、ネットで判定が議論されることも多いため、選手も審判も守る良いシステム」と歓迎。「監督の目線ではなく、現場でスライディングやタッチをした選手が自信を持ってアピールしたタイミングでリクエストしてくれたら」と、選手主導で権利を行使する意向を示した。