<全国高校野球選手権:甲子園練習>◇2日
開幕戦に登場する仙台育英(宮城)の須江航監督(43)が早くも開幕試合のポイントを挙げた。地方大会は全7試合で先制点を挙げての勝利だったが、それこそが心配の一つだ。
「うまくいきすぎた感があるので。点数が入りすぎたり。全試合で先制点を取ったり。リードされた展開を一度も経験していない。おそらく開幕戦の1回表裏から試合が動く。そこで複数失点を仮にしたとしても、そこから落ち着いてゲームを作り直すことができるかなというのがポイントだと思っています」
下級生も多いチーム。地方大会を理想的な形で勝ってきたが、今度の舞台は甲子園。伸びしろのあるチームだからこそ、初戦の立ち上がりに重きを置いている。もっとも、選手への信頼は揺るぎない。「ベンチに入れなかった子たちは甲子園練習というのが唯一、土を踏める機会。その子たちの表情がチーム力だと思っている。いい表情でやっていた。チームとしての価値やチームとしての力が上がっているなと」。甲子園練習に参加したベンチ外の選手たちの姿を見て、手応えを感じていた。