【甲子園】今夏の特別ルールは VTR検証、継続試合、振り替え、酷暑対策…

選手宣誓を行う八王子実践・矢沢陵磨主将(撮影・野上伸悟)

<全国高校野球選手権:開会式>◇5日◇甲子園

第108回全国高校野球選手権大会が5日、甲子園球場で開幕した。酷暑対策で午後4時に始まった開会式では全49校が堂々の入場行進。7月28日に震度7の地震に見舞われた熊本県の代表、有明が登場した際にはひときわ大きな拍手が起きた。実田(さねだ)聡志主将(3年)は「多くの方の応援に応えられるように頑張りたい。目標はベスト8」と地元の力になる活躍を誓った。午後5時39分から札幌日大(南北海道)-仙台育英(宮城)の開幕試合がスタート。日程が順調に進めば、22日に決勝戦が行われる。

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★26年夏の甲子園大会の主な特別ルール

★VTR検証導入 9イニングで両チーム1回ずつ検証を求める権利がある。検証で判定が変わった場合は、プラスもう1回検証を求めることが可能。判定が変わっても3回目は要求できない。延長戦は9回までの検証結果に関わらず、1回だけ求めることができる。グラウンドの審判委員とは別の審判委員が待機し、委託している中継局の映像を見て判定する。結果を伝えられた球審が球場内にアナウンスする。

【対象となる判定】本塁打、フォースプレー、タッグ(タッチ)プレー、キャッチまたはノーキャッチ、フェアまたはファウル、走者の追い越し、ベースの踏み損ない、タッチアップ、死球、スイング、危険防止(ラフプレー禁止)ルール

◆継続試合 2部制の第1試合(午前8時開始)は、原則として午前11時で継続試合とする。最終試合の前の試合が午後7時30分を過ぎて終了した場合は、次の試合を行わない。試合を開始した場合は天候不良などの特段の事情がない限り、原則として試合終了まで行う。ただし、終了が午後10時を過ぎる見込みとなった場合の続行の可否については、主催者と甲子園球場が協議する。

◆振り替え 継続試合や中止の場合、原則として翌日以降に組み込む。試合の順序変更は主催者が甲子園球場と協議の上決定する。

◆DH制 今春のセンバツに続き、夏の甲子園大会でも初のDH制を導入する。先発投手がDHを兼任できる通称「大谷ルール」が認められ、投手として降板後もDHで打線に残ることができ、DHを退いた場合でも投手として出場を続けることができる。22年にMLBで導入され、NPBでは23年から採用。1軍ではまだ適用されていない。

◆酷暑対策 5日の大会初日は午後4時から開会式を行い、同5時30分開始の開幕試合を1試合のみ行う。6日の第2日は午後2試合。7~12日の第3~8日は午前1試合、午後3試合の2部制で行う。原則として、各試合5回終了時に8分間のクーリングタイムを設ける。

◆タイブレーク 9回を終えて同点の場合、延長10回無死一、二塁から始める。打順は9回終了後から継続。決勝も採用する。甲子園では18年センバツから導入され、22年夏まで延長12回を終えて同点の場合、13回から実施。23年センバツで10回からに変更された。

◆球数制限 1人の投手が1週間で投球できるのは500球以内。500球に到達した打者の打撃完了まで投球できる。降板した投手は、当該試合で投球できない。

◆申告故意四球 試合時間短縮のため、投手が投球をせずに故意四球を申告できる。申告後、その打者への投球数は加算しない。

【甲子園】開幕! 仙台育英-札幌日大 八王子実践・矢沢陵磨主将が選手宣誓/速報中