<全国高校野球選手権>◇5日◇開会式、1回戦1試合◇甲子園
第108回全国高校野球選手権大会が開幕し、開会式では優勝候補に挙げられる4季連続出場の横浜(神奈川)が、江坂佳史外野手(3年)の合図とともに、元気に行進した。
「日本一の行進を」と前日、そしてこの日の朝と行進の練習した。小野舜友内野手(3年)は「新鮮な気持ちでまたここで行進ができる。これは、当たり前のことじゃない、と改めて感じましたし、この仲間たちと歩けていることが一番の幸せだ、と感じました」と、喜びをかみしめた。
前日のリハーサル、そして開会式の行進を待つ間、初戦の相手、沖縄尚学の選手たちとも言葉を交わした。「普通にチームのことだったり。たわいもない会話をしました」。高校生らしく、さわやかな開会式を演出した。
小野は行進をしながら目線を前年優勝の沖縄尚学が返還した優勝旗に目を移した。「あの優勝旗を、最後は自分自身が手にしたいなという思いになりましたし、より一層負けられない。やってきたことを出せるのが楽しみだと思いました」。開会式で、いよいよ気持ちにもスイッチが入った。優勝への気持ちをあらたに、頂点へ向けた大会が始まった。