<全国高校野球選手権:開会式>◇5日◇甲子園
八王子実践(西東京)主将の矢澤陵磨内野手(3年)が選手宣誓を務めた。
7月28日に発生した令和8年熊本地震についても触れ「自然は何度も何度も大きな試練を与えてきます。しかし困難は、前を向き道を切り開く大きな原動力である、そう信じています」と力を込めた。4日のリハーサルでは詰まる場面もあったが、大役を果たし「すごい緊張したんですけど、やってきたことをやるだけだと。120点あげたい」と達成感をにじませた。
◆八王子実践・矢澤陵磨主将の選手宣誓全文
宣誓! 私たちはすべての方々に感謝を抱き、戦っていきます。
人生には幾多の困難が待ち受けています。人々が明日へ踏み出そうと歩みを進めるたびに、自然は何度も何度も大きな試練を与えてきます。しかし、困難は下を向く要因ではなく、前を向き、仲間と共に支え合い、道を切り開く大きな原動力である、私たちはそう信じています。
今、野球ができることは決して当たり前ではありません。だからこそ、高校球児はいい顔をして野球をしよう。いい顔の概念は状況によって変わります。戦いに身を投じている時の緊張した顔、勝負に敗れた時、涙をぐっとこらえる顔、感謝の気持ちにあふれた満面の笑顔。いい顔で日々を過ごすことは、周りの方々に元気や希望を与えます。
移りゆくこの時代、選手が、高校球児が、大きな戦いを頑張るためには、27個の最後のアウトを全員が頑張ってつかみ取ることだと思います。この聖地、甲子園で野球ができることへの感謝を胸に、多くの人々に感動や勇気を与えられるよう、全力疾走で駆け抜け、プレーすることを誓います。
令和8年8月5日
選手代表 八王子実践高等学校 野球部主将 矢澤陵磨