<全国高校野球選手権:横浜-沖縄尚学>◇10日◇1回戦◇甲子園
昨春センバツ王者の横浜(神奈川)と昨夏王者の沖縄尚学が第2試合で激突する。試合前に、横浜の村田浩明監督(40)が取材に応えた。
-最初の先発のマウンドを託すのは誰になるのでしょうか
スコアボードを見ていただいて。おおよそ皆さんが予想されているピッチャー(織田翔希投手)だと思いますけども、うちはもう彼をここまで育ててきた。ここで思い切って使うほかない。
-その投手をマウンドに送る上で、チームとしての狙い、監督としての期待は
1年生のころからずっと育ててきて、勝つ試合もあれば負ける試合もあったり。あるいは体力がなかったり、体力をつけたりだとか。いろいろなところで携わっていただいた全ての方々の魂、気持ちが彼に全部備わったかな、というところ。今度は彼が思い切って力を発揮する。そういう試合だと思っています。それで勝とうが負けようが。もちろん勝ちにはいきますが、負けても後悔しない。本当に楽しんで、今までやってきたものを全て出す大会だと思っている。それを6試合できたらすごくうれしいんですが、まずは6試合というよりも、今日の一戦。沖縄尚学さんとやれる喜びもそうですし、楽しみもそう。相手に不足はない。
-相手の沖縄尚学さんをどう分析しているか
素晴らしい投手が3枚いますし、誰がどういう順番で投げてもゲームを作れる投手陣。向こうも末吉君が1番を背負ってきていると思いますので、対策をしてきました。とにかく選手たちには甲子園でやり残したこと、やれてないことは何だろう。それは勝つこと。じゃあ勝つためには何が必要なのか。このチームはまだ甲子園で1点も取れてない。1点をまず取りに行く。2点目、3点目、4点目と確実性を持った野球をやっていきたい。
-末吉投手の対策、攻略のポイントは
対策をしていくんですが、それがうまくいくこともあれば、なかなかうまくいかないこともたくさんあるのが野球。少ないチャンスをものにできるか。取れる時に点数をどう取っていくか。進められる時にどう進められるか。やってやろうとか、やんなきゃダメだっていう精神はしっかり取り除いてあげて。場面、場面で100%の仕事。打席に入る時に一つ考えられるぐらいの余裕を持たせてずっとやってきたので。今日はそれが遺憾なく発揮していけば、打線でつながっていくのかなというところです。
-何点ゲームを想定するか
投手戦になるのか。投手戦も2、3点の勝負になるのか。逆に、乱打戦までいかないですけども5点以上の試合になるのか。その2パターンを考えてます。
-誰が調子が良さそうか
結構状態はいい。小野(舜友)が1番を打っているので。小野が最初に球を見てくるので、その小野の見立てを基準に。みんなに流していくイメージから入るので。そういう部分では小野が一つ鍵になるかなと思います。
-神奈川大会でも先行した
もうそこは崩したくない。逃げて逃げ勝つ。そこは徹底してやっていきたい。
-甲子園入られてから楽しむという雰囲気、このチームの中で今どうですか?
すごい楽しんで、表情が良くなってきたので。とにかくこれはご褒美だと本当に思ってまして。ここまで頑張ってきた、練習をやって乗り越えてきたことをここで苦しむっていうのはおかしな話だと思うので。やってきたものを遺憾なく発揮する。楽しむためにずっとやってきたので、今日は本当に楽しみたい。