<全国高校野球選手権:横浜-沖縄尚学>◇10日◇1回戦◇甲子園
昨春センバツ王者横浜のエースで今秋ドラフト注目株の最速157キロ右腕、織田翔希投手(3年)の今大会最速球を華麗に打ち返した。
沖縄尚学の3番慶留間大武内野手(けるま・だん=3年)は3回2死走者なしで迎えた打席で、3球目の154キロ直球をはじき返し、左前に運んだ。この1球は今大会、そしてこの試合最速、織田自身でも甲子園球場での自己最速球だった。
慶留間は試合後、「相手を上に見過ぎず、自信を持って打席に入りました。高めは本当に見たことないくらい速かったですけど、甘いボールがきたら一発で仕留めるのが自分の良さなので。ここだろうなとコースを予想したら当たりました」と振り返った。
沖縄尚学は横浜との対戦が決まると、織田対策を入念に行って試合に臨んだという。慶留間は「チームも最後の夏で、つながりを出してやっていこうと思っていましたが、自分がチャンスの場面で打てなくて悔しいです」と唇をかんだ。昨夏王者と、今大会優勝候補による激闘は満員の観客を魅了した。下級生による新チームへ向け「後輩がやり返してくれると思うので、そこは頑張ってほしいです」とエールを送った。